将棋の格言から学ぶ、戦いにおけるセオリー

格闘ゲームの中でも、ストリートファイターは読み合いゲーと言われています。
そして、日本が誇る、読み合いゲーの代表と言えば将棋です。

将棋には数多くの格言があり、ストリートファイターにもその格言が通用するのではないかと思ったのでまとめてみました。

読み合いゲーの先輩と言える将棋から学ぶ、初心者に知って欲しい戦いのセオリーとは!?
それでは格言とともにご紹介していきます。

一歩千金

一歩千金とは、一歩しか進めない歩でも金以上の活躍をしたり、価値があるという局面です。
一歩を例えるなら、コパや小Kでしょう。
小P、小Kの存在は波動拳よりも大事です。牽制にもなる技ですので、ダメージは低いですがふんだんに使っていきましょう。

玉の早逃げ八手の得

危機を察知して、早めに逃げ出すことは逃げの選択ではなく、得になる。
相手の得意とする領域から逃げることで、無駄な被弾を防ぐことが出来ます。
まずは場を調整することを心がけることが勝利へと繋がります。

玉の腹から銀を打て

中段は密着して打つことで真価を発揮する。牽制や相手を試すような打ち方は咎められる原因となります。
牽制技として使うのではなく、相手を仕留めるための中段を身につけよう。

玉の守りの金を攻めよ

猪突猛進のような攻め方は相手の迎撃を受けやすいので、リーチの長い攻撃で良い流れを作るように攻めましょう。
相手の先端をかすめるような攻め方が理想です。

玉は下段に落とせ

下段に落とすことで、相手の玉は後ろに下がることができず、詰めの状況を作りやすくなります。
相手を画面端に追いこむことは、相手の行動を抑制します。
キャラ事の追い込む手段を覚えることは、勝率へと直結します。

金底の歩、岩よりも堅し

小P、小Kは相手に隙を与えない素早い攻撃です。
何もせずにダメージを受けてしまうのなら、小Pであがいてみよう。

金なし将棋に受け手なし

小P、小Kだけの受けではダメ。様々な攻撃、キャラクターごとの強みを活かした戦い方を心がけよう。
相手の攻撃やスタイルに付き合う必要はありません。

銀は千鳥に使え

単調に攻めるのではなく、多彩な技を繰り出して、相手の呼吸を乱す。
多彩な技を使いこなすには、普段から心がける必要があります。

位を取ったら位の確保

位とは将棋盤における、5段目をあらわし、その位置に到達したら、直ぐに攻めるのではなく、拠点づくりを心がけようという格言です。
位置で優位性を取ったら、すぐに攻撃するのではなく、位置を守ることも心がけましょう。

桂の高跳び歩の餌食

派手で高威力の攻撃は強いように見えて、餌食になりやすいです。
ここぞという時に温存してこそ、相手にとって脅威的な攻撃となります。

三歩持ったら継ぎ歩と垂れ歩

ゲージを持ったら、ため込まずに有効に使っていきましょう。
ゲージ技は来るべき時に使うのではなく、使って状況を良くしてこういう考え。

三歩持ったら端に手あり

ゲージを持ったら、相手を画面端に追い詰めるチャンスです。
ダメージを取れなくても、相手を端に追い込めることができれば、それは優位に立ったと言えます。

終盤は駒の損得より速度

終盤になったら、牽制技ではなく勢いで相手をつぶしにかかろう。
相手も自分の体力を見て焦るので、勢いに任せて攻めていくことで勝ちやすくなります。

攻めるは守るなり

ガード以上のガードは、攻撃すること。
相手の隙を突いていくのではなく、相手に隙を作らせることを心がけよう。

敵の打ちたいところに打て

相手の身にになって行動せよという考え方で、相手キャラクターを知ってこそ対策ができるということです。
キャラ事の得意な攻め方や反撃手段は覚えて、それをさせないようにしましょう。

不利なときは戦線拡大

不利な相手に対しては、無理に攻めるのではなく、自分の動ける領域を確保しながら戦うこと。

意外とためになる将棋の格言

今回はたくさんの将棋の格言とともに、ストリートファイターにおける取ってつけたような意味を考えてみました。
また、何か足せそうなものがあればこれからも将棋の格言を追加していく予定です。チェスにも将棋と違った格言があるので、時間があれば見てみようかなと思います

今回は、こちらのサイトなどを参考にルールや格言をみさせていただきました。
それでは。
将棋初心者支援サイト 将棋のいろは